残クレと銀行ローン、どちらが得?
「ディーラーで勧められた残クレと、銀行のマイカーローン、どっちがいいの?」
そう迷っている方は少なくありません。
支払い総額や月額の違いだけでなく、所有権・自由度・将来の選択肢も大きく変わるため、慎重に選ぶ必要があります。
この記事では、ホンダ正規ディーラー営業かつファイナンシャルプランナー有資格者の視点から、両者の違いをわかりやすく解説します。
残クレと銀行ローンの違い【比較表】
まずは概要を表で見てみましょう。
項目 | 残クレ | 銀行ローン |
---|---|---|
金利 | 4.9%(キャンペーン1.9%あり) | 1.0〜2.5%が多い |
所有権 | ローン会社(ホンダファイナンス) | 契約者本人 |
支払総額 | やや高い | 抑えられる |
走行距離制限 | あり(月1,000〜1,500km) | なし |
車のカスタム | 基本NG(返却、買取の場合) | 自由 |
満了時の選択肢 | 返却/買取/継続 | すでに自分の車 |
ポイント:残クレは「一時的に借りる」、銀行ローンは「最初から所有する」と考えるとわかりやすいです。
それぞれのメリット・おすすめポイント
残クレのメリット
- 月々の支払いを抑えて新車に乗れる
- 短期で乗り換えを検討しやすい
- 下取り金額を確定させたような安心感
銀行ローンのメリット
- 所有権が自分なので自由に使える
- 走行距離・車の状態の制限なし
- 支払総額が安くなるケースが多い
知っておきたい支払い用語
残価(ざんか)とは?
残価とは「契約終了時の予想下取り価格」のこと。200万円の車で残価80万円なら、支払対象は実質120万円です。
金利の違い
銀行ローンのほうが金利は低い傾向ですが、審査が厳しいことも。残クレはキャンペーンで金利が優遇されることがあります。
タイプ別|どちらが向いているか
こんな人に | おすすめ |
---|---|
月々の支払いを抑えたい | 残クレ |
車を長く乗る予定 | 銀行ローン |
走行距離が多い/自由に乗りたい | 銀行ローン |
短期間で乗り換えたい | 残クレ |
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まとめ|ライフスタイルに合った選択を
残クレは「一定期間だけ新車に乗る」スタイルに合っています。一方、銀行ローンは「長く車を所有したい」方におすすめ。
月額・自由度・将来の乗り方から、自分に合ったプランを選びましょう。
よくある質問
Q. 残クレは途中でやめられますか?
可能ですが、残債の一括精算が必要です。契約内容によっては中途解約金が発生する場合もあります。
Q. 銀行ローンの方が金利は絶対に安いですか?
一般的には銀行ローンの方が金利が低いですが、ディーラー側で低金利キャンペーンを行っていることもあります。