見積もりの読み方

残価・金利・契約条件を徹底解説

車の契約用語がわからない方へ

車の購入やリース契約時に登場する「残価」「金利」「契約条件」といった用語。
意味を知らないまま契約して後悔した…というケースも少なくありません。
この記事では、ホンダ正規ディーラー営業かつファイナンシャルプランナーの視点から、
残クレや楽まるで使われる契約用語をやさしく解説します。

契約条件とは?

契約条件とは、支払いプランを組むうえでの「前提ルール」です。
年数・走行距離・支払方法などが契約条件に含まれます。

  • 契約期間(例:3年・5年など)
  • 月間走行距離(例:1,000km)
  • ボーナス払いの有無
  • 頭金・月額・残価の設定

これらの条件次第で、月額や満了時の選択肢が大きく変わるため、事前にしっかり確認しましょう。

残価(ざんか)とは?

残価とは「契約満了時の車の想定査定額」のことです。
残クレや楽まるでは、この残価を差し引いた金額が支払い対象になるため、月額が安くなります。

例)新車価格200万円で残価80万円の場合 → 支払い対象は120万円+金利になります。

ただし、満了時の査定が残価を下回った場合は、差額精算が発生するリスクもあるため要注意です。

金利(実質年率)とは?

金利とは、ローン契約にかかる手数料・利息を年率で表したものです。
この数値によって、月額や総支払額が大きく変わります。

ホンダでは、残クレの金利は通常4.9%、キャンペーン時には1.9%になることも。
低金利のタイミングを狙えば、総支払額を大きく抑えることも可能です。

見積書での確認ポイント

実際の見積書には、以下のように各項目が表記されています。

項目 表記の例
契約期間 60回(5年)
残価/据置額 最終回支払額/残価設定額
金利 実質年率4.9%
ボーナス あり/なし

不明な用語があれば、遠慮せずに営業スタッフに確認しましょう。

👉 見積書の見方を詳しく見る
👉 楽まると残クレの違い
👉 残クレの注意点も事前にチェック

👉 ホンダ公式サイトはこちら

まとめ:用語を理解して安心契約へ

車の購入やリース契約では、用語の理解が失敗を防ぐカギになります。
残価・金利・契約条件といった用語の意味を正しく知って、納得のいく契約を目指しましょう。
不明点はいつでも営業スタッフまでご相談ください。

※この記事はホンダ正規ディーラー営業・ファイナンシャルプランナー資格保有者が監修しています。

よくある質問

Q. 残価が高いとどうなりますか?

A. 月々の支払いは安くなりますが、満了時に査定額が下回ると差額精算が発生するリスクがあります。

Q. 据置額と残価の違いは?

A. 意味は同じで、呼び方が違うだけです。メーカーによって表記が異なります。

Q. 実質年率とは何ですか?

A. ローンにかかる利息や手数料を含めた「年間ベースの金利」です。比較の際はこの数値を確認しましょう。


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楽まる先生
はじめまして。「クルマの支払い講座」へようこそ。 当ブログでは、ホンダの現役ディーラー営業マンとしての実務経験と、ファイナンシャルプランナー資格保有者としての専門知識を活かし、「楽まる」や「残クレ」などの自動車の支払いプランを初心者にもわかりやすく解説しています。 見積もりの読み方から月額の違い、総額比較、残価設定の注意点まで、実際の見積書をもとに丁寧にご紹介。 N-BOX・フリード・フィットなど、人気車種の支払いパターンを具体的に知りたい方におすすめのブログです。 「月々いくらで乗れるの?」「楽まる、残クレって結局お得なの?」 そんな疑問を持つ方に向けて、実際の現場でよく聞かれた内容をもとに、リアルな情報を発信しています。 車の買い方に迷ったら、ぜひ参考にしてみてください!